今回は『第6回みんなで選ぶ薬局アワード』で、決勝大会(本選)へ出場した経験も持つ、薬局パートナー(調剤事務)、丸山さんにインタビューしてまいりました。

 

丸山さんはベテラン薬局パートナーとしての顔を持ちながら、毎週金曜日の「野菜の日」には野菜スタッフとして、野菜の食べ方や調理方法などをお客様にご提案する”野菜のスペシャリスト”として働いているんです。

「薬局なのになぜ野菜なの?」と聞かれることも多いたなべ薬局。今回のインタビューで、野菜販売を通じて見えた新しい薬局のカタチ、そこにある想いをお伝えします!

 

はじめは、求人広告の折り込みチラシのオープニングスタッフ募集を見て。そんな些細なきっかけでした。

田辺薬品に入ったきっかけは、正直に言うと…新聞折込の求人広告に入っていたオープニングスタッフの募集を見て、家から通える範囲だったからなんです。(笑)

元々、学生のときから医療に携わりたい!という気持ちがあって。ドラッグストアか調剤薬局で迷ったのですが、最終的にお薬に対して、より深く学ぶことの出来そうな調剤薬局に決めました。学生時代に勉強していた、保険の専門知識がいかせる仕事なのが良かったです。

未経験で入ったので、もちろん最初は戸惑うことも多かったです。患者さまへの配慮や入力の正確さなど、常に多方面にアンテナを張ることが必要ですし、また命に関わる仕事なので、気の抜けない仕事だと思いました。慣れるまでに時間が掛かったと思います。

ですが、請求業務の勉強したことがすぐに役立ったので良かったです。また、お薬の知識を薬剤師さんから教えてもらえるのも楽しいです。

 

野菜販売、最初はどうして受けてしまったんだろう…。と後悔した日もありました(笑)

野菜販売が始まったのは、ちょうどコロナ渦のときでした。新規事業として何か出来ないものか…と考えていたところ、ある一人の社員が「野菜販売をしてみたい!」と提案したのが始まりで、急遽プロジェクトが発足しました。そんな中で「久保山店も野菜を売ってみない?」と正道さん(社長)に声を掛けられ、ここ久保山店でも野菜を売ってみることになったんです。

売ってみるとは言ったものの、最初は野菜の知識もなく、料理も得意ではなかったので、何故誘いを受けてしまったんだろう…と正直後悔した日もあります(笑)ですが、一緒に野菜プロジェクトに参加してくれた先輩や同店舗のスタッフ、多摩地区の地場野菜を卸してくれる業者さんからの野菜研修…そして何より、「美味しかった!」と言ってくださるお客さまのおかげでモチベーションが上がり、だんだんと楽しくなってきました。

地場で採れた減農野菜は、健康に嬉しいポイントがたくさん詰まった野菜なので薬局として、もっと深く患者さまの健康に関わることが出来ますし、処方せんのない方で常連さんも沢山いらっしゃるので、野菜を通じて地域の皆さまとの交流も増えたと感じます。

今では毎週金曜日の野菜の日は、野菜の食べ方や調理方法などをお客様にご提案する「野菜スタッフ」として勤務しています。みなさまに野菜をより美味しく食べて頂けるよう、これからも様々なご提案をしていきたいと思っていますし、処方せんのない方でも気軽に相談できるような薬局作りをこれからもしていきたいと思っています。

 

薬局アワードで、なんと決勝出場!!取り組みの輪がどんどん広がっていくのがうれしい。

薬局アワードでは、”野菜から広がる地域の「ふれあい健康道の駅」薬局としてコロナに負けず笑顔の輪を広げたい”というテーマで発表しました。
特に、コロナ禍で新たに取り組んだ下記3点について詳しく紹介しました。

①毎週の野菜販売

②毎月の健康イベント

③毎日のギャラリー

②の毎月の健康イベントは、毎月第4金曜日に「とこてく保健室」という健康イベントを行っています。看護師さんや栄養士さんなど、様々な職種の方と連携しながら、血圧測定・野菜の摂取量が分かるベジチェック・握力測定など、地域の皆さまの健康サポートを行っています。

また、③の毎日のギャラリーは患者さまの作品の展示と販売を行っております。作品が売れることで、創作意欲に磨きがかかる方もいらっしゃいますし、何より生きがいに繋がるとのお声を頂いたこともあります。

これらの取り組みによって、薬局の地域連携に地域の方のにぎわいや憩いの場を追加し、困った時は「まずたなべ薬局へ行ってみよう!と思ってもらえるように、様々な工夫を行っています。

それらの取り組みを発表したところ、取り組みを「面白い!」と評価して頂き、なんと初出場にもかかわらず、決勝まで出場することが出来ました!

 

発表はとても緊張しました。やり切ることが出来たのは、周りのスタッフが助けてくれたから。

発表は、とても緊張しました!スライド発表の他にも質疑応答のコーナーがあり、どういった質問がくるのか準備する事は出来ないので、その時間が1番緊張しました。
また発表の準備期間には同店舗スタッフが通常業務を引き受けてくれたり、多店舗のスタッフも原稿やスライド制作を手伝ってくれたりしました。とても私1人で発表する事は出来なかったので、背中を押してくれた周りのスタッフにとても感謝しています。

周りのスタッフには入社したてのころから、とても良くして頂いています。私が10代の頃からずっと働き続けられるのも、周りのスタッフの支えがあってこそだと思っています。

 

最後に、入社を検討している方に一言!

調剤薬局は限られたスペースかつ少人数の職場ですので、

スタッフ同士で楽しみながら一緒に働けたら、うれしいです!

 

 


丸山さん、ありがとうございました!

取材に行った際も、野菜を買いに来た常連さんと楽しそうにお話している姿が印象的でした。

実は丸山さんは田辺薬品公式キャラクター(!)のナスニンの作者でもあるんです!

野菜の準備期間で疲れを感じていたころに、ナスのキャラクターを描いてみたのがはじまりだったとか…!(笑)

ナスニンの仲間たちもいるので、別の記事で詳しくご紹介出来たらと思います!!

▼  別店舗のスタッフが作成した羊毛フェルトナスニン(かわいい…!)


店舗にいらっしゃった際は、ナスニン探ししてみてくださいね!


 

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