今回は管理薬剤師でありながら、ママとして子育てもこなす、薬剤師の上野さんにインタビューしてまいりました！
薬剤師と育児の両立は可能なんだろうか…？と悩まれている方も多くいらっしゃると思います。
管理薬剤師としてバリバリ薬剤師としてのキャリアアップをしながら、プライベートでは子供の学校行事も参加する上野さん。果たしてどんな働き方をしているのか…！？気になる仕事とプライベートとの両立方法について詳しくお届けします！
「困った時はお互い様」という環境だから、相談しやすく働きやすいんです。
入社当初から、勤務・昼休みの設定をよく相談してもらえました。子供が幼稚園の時は午前中だけの時期もありました。子供が小学校高学年や中学生になる頃には、夕飯を作りに戻る時間に昼休みを合わせてもらいました。子供の年齢や環境によって、柔軟に時間を相談させてもらえているので、とても助かっています。
店舗の皆さん、系列店の皆さんに助けていただきながら、薬剤師業務とプライベートの両立が出来ていると思っています。普段こちらが助けてもらうことが多いので、スタッフに質問されたり、業務を頼まれた場合には、すぐに答えたり、出来る限り対応できるようにしています。持ちつ持たれつ、困った時はお互い様という雰囲気なので、相談しやすく、働きやすい環境で助かっています。
＿＿＿＿管理薬剤師になって、3年目です。医薬品や医療制度の知識をもち、医薬品の管理をスタッフとともにしています。これからもスタッフの皆で助け合って、働き続けていきたい、と思っています。
患者さま・スタッフの皆と接するときはお互いの立場を尊重することを心がけています。
ある時、体調が思わしくなく、なんだかイライラしている患者さまがいらっしゃいました。対応する際に、自分が受け入れてもらえるか不安を感じていましたが、その方が腰掛ける座席の正面まで来てご挨拶をしたところ、少しずつ安心感を持ってもらえるようになりました。それから何度か来局されますが、今では会話が出来るようにまでになりました。小さなことの積み重ねですが、患者さまが「今何を求めているのか？」ということを常に考え、患者さまの立場に立って接することによって、患者さまにとって過ごしやすい空間作りが出来ることに、とても喜びを感じます。
それはスタッフに対しても同じことで、「薬剤師だから」「調剤事務だから」ではなく、店舗のスタッフが一丸となって薬局作りをしていることを日ごろから意識していますし、その中でコミュニケーションを沢山取って、よく話を聞くようにしています。
お互いの立場を尊重しながら気持ちよく働くことが出来るよう、これからも薬局作りに携わっていければと思っています。
今まで携わったことのない分野に挑戦できる環境がうれしい。
私の所属する店舗は、従来から存在する調剤薬局と在宅介護に対応した薬局の面を併せ持った「在宅外来ハイブリッド店舗」です。在宅を対応するようになってから、点滴の輸液や、末期癌の方の疼痛を和らげる薬が多く使われ、中にはクリーンベンチ を使った無菌調剤にも対応しています。
今までは在宅医療というものにあまり携わってこなかったのですが、在宅医療で使用する新しい薬のことを勉強したり、クリーンベンチでの注射剤の無菌調整が対応できるよう、実習に参加したりすると、新しい知識が得られワクワクします。今では、小児から看取りまで様々な症例に関わることが出来るので、とてもやりがいを感じます。
新しいことに挑戦できる環境・学ぶことが出来る環境があるので、現状に満足することなく、自分自身成長を続けていけると感じます。これは、私にとって今の会社で働き続けている理由でもあります。
これからも、患者さまに質の高い医療を提供していけるよう、常に学びの心は忘れないようにしていきたいと思っています。
「終わりを描くことから始める。」過去を振り返ったときに後悔したくない！それが原動力になっている。
スティーブン・Ｒ・コビー氏の『7つの習慣』という書籍があり、その中で『終わりを思い描くことから始める』という項目があります。晩年、過去を振り返った時に後悔をしたくない為、いつの時期に何をしたいか、漠然と自分の中でずっと考えを巡らせておりました。
先日、社内全体研修で「ドリームマップ」を描こう！という研修に参加しました。ドリームマップ研修では、自分のやりたいこと・目標などを一つの大きな模造紙に書き出していく作業から始まるのですが、ドリームマップは、人生での楽しみたい事柄を明確にしてくれました。
現在、この会社での業務の他、子供の中学のPTA本部での活動、PTAのバレーボール部の練習など、学校行事にも積極的に参加しています。全然違う分野ですが、時々仕事のヒントになるような事柄に触れられる為、良い刺激になっています。
最後に、入社を検討している方に一言！
当薬局は、調剤や在宅に関するたくさんの経験が積めます。患者さんやご家族の方、関連する医療機関の方々や訪問看護士さん、ヘルパーさんとの人間関係を大切にしながら、職場のみんなで協力し、仕事もプライベートも充実できます。
ご一緒に働けたら、嬉しいなと思いますね。
上野さん、ありがとうございました！
実は、先日店舗に取材に行った際に、待合室にこんな素敵なものを発見！
社内の取り組みの一環として、「いいね！」を送りあう制度があるのですが、上野さんの表彰の様子が、かわいらしいイラストと共に飾ってありました。
店舗スタッフ同士の温かい雰囲気が伝わってきて、ほっこりしました。
新しいことを学ぶことが出来るのは、とっても面白い！と言う上野さんを見て、私もこんな先輩のように、いつまでも学ぶ姿勢を大切に出来る人になりたいな！と思いました。
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