特別企画第3弾!本日も薬剤師の仕事を知るためにインターン生として参加している片山さんと一緒にインタビューしていきます♪

今回は病院薬剤師から在宅薬剤師へ転身し、日々挑戦を続ける府中サウス薬局(京王線府中駅徒歩3分)の齋藤さんにインタビューしてまいりました!

大学病院時代は薬剤師レジデントとして、調剤・臨床業務、研究活動に積極的に携わっていたという齋藤さん。

病院時代から感じていた在宅医療への想いと、今後「薬剤師としてなりたい姿」をインタビューしてまいりました!

 

患者さまの「その後」までよりそう、そんな薬剤師になりたかった

片山:田辺薬品に就職する前は大学病院で働いていたとのことですが、どのようなことをしていたか教えていただけますか?

齋藤:大学病院では3年間の薬剤師レジデントとして、調剤業務・研修、臨床、研究と幅広い経験をしました。大学病院だったので新薬などを扱う機会も多く、とても学びが多い日々を過ごしました。病院時代は特に心不全指導に力を入れていて、ドクターや看護師と連携を取りながら、より多くの患者さまの対応をさせて頂きました。

片山:大学病院から薬局へ転職しようと思ったきっかけは何ですか?

齋藤:大学病院で働いていた時は患者さまが退院してしまうと、それ以降の様子が見えなくなってしまうので、その後の経過やきちんとお薬を飲めているかは知る術がありませんでした。

中には、一度退院しても健康管理を怠ってしまって再入院する方も少なくなくて…。

そんな時に薬局で行っている「在宅訪問」であれば、退院後の生活のサポートだったり、お薬と上手に付き合いながらご自宅で安心して過ごしていただけるよう、精一杯寄り添うことが出来る…。そう考えました。

在宅薬剤師として働けば、今までの病院の知識を活かしながら患者さまの「生活」そのものを支えるお手伝いができるのではないかなと思い、転職を決めました。

 

「よりそう在宅」の想いを受けて、私も患者さまの生活の中で寄り添いながら働けたら、と思ったのがキッカケ

片山:病院での薬剤師としての仕事と、薬局での薬剤師の仕事はどんな違いがありましたか?

齋藤:病院にいた時と比べて、患者さまに合わせて薬の出し方や説明を変化させることが圧倒的に多くなりました。薬局の患者さまは生活状況や家族構成、本当に色々な方が利用されるので、服薬指導も個々の状況に合わせたり、その人に寄り添った工夫が必要ですね。

ご自宅に上がらせて頂き、生活状況も確認しながら服薬指導を行うので、患者さまの一人一人に寄り添った医療がしやすくなりました。時にはお部屋に置いてあるアイテムで会話が弾んだりすることもあるんです。病院ではなかなか体験することが出来ないので、より柔軟なコミュニケーション能力が求められると感じます。日々勉強です!

片山:薬局薬剤師に転職する時に、田辺薬品を選んだ決め手はありましたか?

齋藤:在宅医療に力を入れている薬局を色々と見ていた中で、府中サウス薬局は在宅・外来ハイブリッド店舗として外来の処方せんも応需していたり、小児~お看取りまで幅広い症例の患者さまに対応できるよう無菌調剤を導入したり、在宅に関しては居宅訪問が中心なので、患者さまの「生活」に寄り添っていきたい、と考える私にはとてもフィットしていると感じました。

私はずっと同じことをするより変化がある方が楽しめる人なので、沢山のお薬に触れて、薬局の中だけではなく、外でも働くことが出来る、今の環境が合っているなと感じています。

 

患者さまの「なぜだろう?」を一つ一つ解消することで、意味のある医療へ

片山:齋藤さんが患者さまと接する中で大切にしていることはありますか?

齋藤:様々な患者さまのご自宅にお邪魔させて頂く中で、些細なことでもコミュニケーションをしっかり取ることを意識しています。耳が遠い方や寝たきりの方もいらっしゃるのですが、患者さまの身の回りで何が起こっているかがしっかりと分かるように、いつもこまめに声掛けをするように心掛けています。例えば、「今から〇〇しますね」など、事前に声を掛けることで、患者さまが今から何が起こるか不安にならないよう、気に掛けるようにしています。

あとは『何のためにお薬を飲むのか』『どうして正しく飲むことが重要なのか』をしっかりと理解してもらうための説明も大切にしています。症状の出にくい患者さまも多いので、「体に問題が出ていないから飲まなくてもいいや」と思ってしまう方も中にはいらっしゃるんです。

でも生活習慣病などは放置してしまうと、合併症などが怖いですし日々の予防が大切なので、そういった部分を理解してもらえるように努力しています。

それでも定期的にお薬が飲むのが難しい方には、お薬の形や出し方、回数を工夫して飲んでもらえるように、ドクターと相談したりします。

片山:アプローチの仕方で患者さまの健康への意識に変化が出たり、お薬を飲んでもらえるようになることは、自身のやりがいにも繋がりますね。

 

新しい薬の知識を積極的に受け取ることで、もっともっと自宅で安心して療養出来る社会になっていったら

片山:齋藤さんの将来の目標を教えてください!

齋藤:病院時代、循環器内科で心不全などを中心に携わっていた時からの夢なのですが、大きな大学病院などでしか扱えない薬が多くあります。ですが、今後在宅療養が増えていく中で、今まで在宅では扱えなかった薬を扱えるようになるときが近い将来来るかもしれません。私はそのような薬が在宅でも使えるようになった時に積極的に関わって、一人でも多くの患者さまが安心して療養できる環境作りをしていきたいと思っています!

特別な機材や設備が必要なお薬も多くありますが、そういった新しい機材を薬局などでも扱うための環境づくりや、薬剤師の研修をサポートすることが結果的に患者さんの穏やかな生活につながるのではないかと思っています。

片山:わ〜!常に最先端を意識していてかっこいいです!確かに、一人でもそういった薬剤師が増えれば、沢山の患者さまが安心して生活できるようになりますよね。

 

人のために本気で「寄り添いたい」そんな気持ちを持った方に入社してほしい!

片山:最後に…ズバリ、どんな人に田辺薬品に入社してほしいと思いますか?

齋藤:患者さまのための報・連・相を大切にできる人に来てほしいですね。

患者さまの要望に出来る限り寄り添えるように、多職種で連携しながら支えていくことが大切なお仕事です。人のために「よりそう」ことが一生懸命に出来る人、薬を出すこと以外でも「患者さまの健康に繋がっている!」と感じることが出来る人は向いていると思います!

 

取材にご協力いただいた齋藤さん、インタビュワーを務めて下さったインターン生の片山さんありがとうございました!(^^)/

今回の取材をふまえてインターン生の片山さんに感想を伺いました。

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自分のお仕事のことだけでなく、わざわざ医療系の参考書を持って来てくださったりして、本当に様々なことを丁寧に教えていただきました。

患者さまのご自宅に実際に訪問させて頂きましたが、とても明るく優しい方で私の中の在宅医療のイメージが大きく変化しました。

ご自宅に上がらせて頂き、患者さまからも色々と教えていただきました。普段から関係性が築けているからこそ、こんな風に快く受け入れて下さるのだと感じました。

とても貴重な機会をありがとうございました!

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今後も薬局で働くスタッフの想いを取材していきます。次回のインタビューもお楽しみに!(^^)/


 

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